1. 投資信託とは
超手短に説明します。
投資信託とは、金融商品の詰め合わせパック だと思っていただければOKです。
この投資信託は投資のプロである運用会社が運用します。
金融商品とは、株、債券、不動産、外貨、金、等々ありとあらゆる金回りの商品 を指します。
投資信託の種類によっては、株や債券をバランスよく配合したものもあれば、株式100%の商品もあります。
投資信託のメリットとしては、個人が株や債券を買うより手間が省ける上に、少額で購入できます。
楽天証券やSBI証券だと、月々100円から始める事ができます。
例えば2021年8月20日(金)に任天堂の株を買おうと思ったら約500万円は必要です。
普通の人間には手が出せませんよね。
しかし、投資信託ならそれができます。
1人が出すお金が5000円と少額でも1000人が払えば500万円に到達して任天堂の株が買える という仕組みだからです。
つまり、任天堂が含まれている日本株の詰め合わせパック(投資信託)を買うと、ニンテンドーの株の値上がり益を享受する事ができる という事なのです。
しかも、この金融商品の売買運用をするのは運用会社なので、私達は運用指図する必要がありません。
個別株と違って、
投資の素人が大して頭を使わずに得するできる点が、投資信託をオススメできる理由です。
もちろん損することもあります↓
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デメリットは投資信託を買っても株主にはなれない 事が挙げられます。
株主になれないということは、株主優待や配当金を得られません。
メリットもデメリットも本当に多くありますが、ひとまず一例をあげて簡単に説明させていただきました。
2. なぜ米国株投資信託なのか
過去30年の日本、米国、欧州の平均株価の推移を比較
投資とは?初心者がまず押さえるべきポイント|りそなグループ より引用
上記画像のグラフを見れば分かりますが、過去30年で米国が日本や欧州よりも成長しています。
特に米国では、軍事、経済、テクノロジーの進化、ありとあらゆる世界の覇権を握っており、これからも成長を遂げると考えられています。
投資家にとってのプラス材料が多い為、どうしても日本より米国にお金が集まり、その集まったお金で更なる投資を行いまた肥える…という好循環が起こっているのがこの30年間です。
もちろん、インドや中国等の国も発展してきてはいますが、米国ほどの安定感は見せておりません。
私自身、米国の成長を信じているので楽天・全米株式インデックス・ファンドを積立購入しています。
世界一の投資家としても有名なバフェット氏は妻への遺言として、
" 遺産の90%を超低コストのS&P500(米国の大型株)のインデックスファンドに投資しなさい"
と残しています。
とはいえ、余程悪質な商品でなければ、10年20年年経てば儲かる可能性が極めて高い のが投資信託の特徴です。↓
過去10年間保有している場合は91.99%のファンドがプラスのリターンを維持していました。それまでに積み上げていたリターンの大半を吐き出してしまったでしょうが、それでも投資元本を割らずに維持していた投信が9割を超えていたのです。
投信は元本保証がないものの実際に損する人の確率は?=資産形成ことはじめ(2)| モーニングスター より引用
3. 株式投資ではダメ?
株主優待が目的であったり、売却益狙いでも少額であれば株式投資でも全く問題ないと思います。
私自身、株取引が好きですから優待や少額の売却益狙いで売買しています。
SBIネオモバイル証券では1株から購入できます。
先ほど例に挙げた任天堂の株を500万円(100株)買わなければならない所を5万円で購入できます。
しかし、投資に無知な者が長期的に資産を形成する観点で考えると投資信託がおすすめです。
株価が下がった時に、NASDAQやダウ平均の様な指数に連動した投資信託であれば、
" 下落すれば安く買えて利益は長期的に見れば右肩上がりだ "
とメンタルを安定させて狼狽売りを防ぐ事ができます。
個別株であれば、ましてや日本株であれば下がった時に無知な初心者がどう対処しますか?
何百という企業の株や債券が含まれる投資信託と違い、個別株はリスクもリターンも大きいものになります。
毎日のチャートの動きを精神をすり減らしながら見るくらいなら、私は 退屈でも投資信託を思考停止で10年、20年スパンで積立する事をオススメしたいです。