適応障害やうつ病に1番効く薬は退職である
この理由を述べていきます。
私は、正社員として勤めた会社で 適応障害によるうつ症状を発症し、退職する事で寛解した 経験があります。
先日、" 健康に1番効くのは退職だ " という旨のツイートが1万以上リツイートされていましたが、私はこれに同意します。
今回は、私の体験も踏まえて解説させていただきます。
1. 退職が1番効く理由
退職してうつが寛解した後に行った旅行先
結論から言うと、
環境が変わるから
です。
後ほど詳しく説明しますが、適応障害によるうつ病は新しい環境(職場や学校)で馴染めなかった場合に起こりやすい です。
新しい環境に飛び込んで馴染めなかったたら、以前そこそこ馴染んでいた場所に戻ればいいのです。
馴染む場所は人によっては、実家や前職の職場など様々なケースが考えられます。
今思い返してみて、" ここにいて楽だな " と思った場所があなたの適応できる場所です
うつが治った後は旅行にでも行ってスッキリするといいでしょう。
【うつ病】休職中のオススメの過ごし方とは → グータラしてください - うつ病ニートが副業でセミリタイアFIREを目指す
体験談ですが、適応障害になりがちな人は給料や福利厚生よりも、適応できる仕事内容や人間関係を重視した方がいい です。
" 仕事内容はともかく人間関係なんて運じゃないか "
その通りだと思います。
運です。ガチャです。
私の場合、適応できる環境(仕事内容と人間関係)を探る為に短期のリゾートバイトをしています。
合わない場合は任期満了でキッパリ辞める事ができます。
長く働きたい環境であれば延長する事も可能ですし、場所によっては正社員登用を採用している企業もあります。
多分、私は適応できそうな環境を探しにこれからも転々とすると思います。
正社員を速攻で辞めて茫然自失するよりは、アルバイトや派遣社員で自信をつけてから就職する のは選択肢としてアリだと思います。
2. 適応障害と発症原因
適応障害で退職して傷病手当金を貰いました
先ほど少し述べましたが、適応障害は特定の環境(職場や学校)の変化に耐えられない事により発症する病気の一種です。
症状は、突然涙が出る、胸の動悸、めまい、自責の念に苛まれる、仕事の能率が急激に落ちる等です。
行動としては無断欠席などが挙げられます。
一般的なうつ病と違い、特定の環境から離れると3ヶ月〜6ヶ月程度あれば寛解します。
私は3ヶ月で寛解し精神科の先生にOKを貰って通院をやめました。
3. 適応障害によるうつ病とは
[
一般的なうつ病の概要や治し方は、私が経験していないので多くは語れません。
しかし、適応障害による二次被害的なうつ症状については経験済みですので語れます。
うつ病と、適応障害による二次被害的なうつ病はまた少し違うみたいです。
下記URL参照。
【適応障害とうつ病の違い】
適応障害によるうつ症状では、(中略)、症状は速やかに(6ヶ月以内)軽減する例がほとんどです。それに対して、うつ病による抑うつ気分は、問題となっていた出来事が解決しても、安心できず、様々なことが憂うつに感じられ、時間が経過してもその状態が持続し、気持ちの変化が認められません。
ストレス性障害(適応障害)|東京都港区新橋 心療内科 精神科 新橋スリープ・メンタルクリニック 睡眠障害 睡眠東京 より引用
適応障害の症状に加え、ひどく気分が落ち込んだりするのが適応障害の二次被害的うつだと言えます。
私を診察してくれた精神科の先生曰く、
発達障害
ADHD
適応障害
うつ病
等々、心の病気は多岐に渡って症状が出る事もあり、一概に "あなたは発達障害にのみかかっている" とは言えないそうです。
場合によっては全てが広く浅くかかっているグレーゾーンの場合もあります。
私は元々、発達障害を疑って受診しましたが診断結果は適応障害でした。
正直、ネットの診断や意見を聞くよりも高い金払ってでも精神科に行った方が楽になれます。
「自分が適応障害やうつ "かもしれない" から仕事ができないのかも…
でも、もしそうじゃなかったら自分はただの健常な無能じゃないか。」
と、思うかもしれませんが、それでも精神科にかかった方がいいと思います。
病気なら病気で休職や退職をして治して、健常な無能は無能なりに身の丈に合う仕事につけば済む話です。
(詳細下記URL参照)
うつ病で仕事を辞めたい! → 傷病手当金貰って勤労意欲が湧くまで休みましょう - うつ病ニートが副業でセミリタイアFIREを目指す
私もそうでしたが、 "病気かもしれない" プライドは捨てた方が楽になれますよ。