出勤前日になると胸がドキドキする
休日も仕事のことを考えて呼吸が苦しくなる
仕事のパフォーマンスが落ちて周囲の指摘が何も耳に入らない
それ、うつ病かもしれません
私は、正社員として3年間勤めてきましたが、適応障害によるうつ病で退職せざるを得ませんでした。
今回はその体験も交えて、お話ししたいと思います。
1. 精神科に行く
精神科の先生に貰った私の診断書
まず、精神科に行きましょう。
ADHD、適応障害、発達障害によるうつ病を認めるのは非常に辛いかと思います。
会社やバイト先でミスばっかりしてら辛い思いをしている方に必要なのは、
自分の弱さを認める度量と他者に助けを求める勇気
だと思います。
残念ながら、
ネットでADHD診断はできますが診断書は貰えません。
" 自分はADHD診断でADHDに該当したから仕事ができないんだ "
と、自分が仕事できないのを病気の疑いで棚にあげて現実逃避するよりは、精神科に行く覚悟を決めた方がいいです。
私自身そうでした。
実際に診断してみて、健常であればおそらく、当人がシンプルに仕事できないか周りの人間関係が悪いかです。
その時は部署異動を嘆願するなり、転職する、もしくはその仕事にしがみついて努力するかを選択する必要があります。
実際に心の病だと診断された場合は診断書をもらい、しばらく休みましょう。
心の病は投薬と時間経過でほとんどの場合は治ります。
(実際、私はほぼ寛解しています)
休む時は、自責の念で苦しみますが休んでください。
何故なら病気だからです。
骨折している時に走りますか?
走りたくても走りませんよね。
心の病気も同じです。
走りたい、出勤しなければいけない気持ちを抑えて休んでください。
私自身、うつで苦しんで自責の念に苛まれました。
その時、以下の言葉を精神科の先生にいただきました
心の病の人にできる仕事は休む事です。
精神科の先生が言うのですから、休んだっていいんです。
自責の念に苛まれるのは休職の副作用だと思って自分を許してください。
そして、しっかり薬を飲んで寝て休みましょう。
2. 休職手続きをする
私が精神科で貰った薬
転職や退職を考えていても、一度休職期間をとっておくことをお勧めします。
うつ病の時の思考回路で進退を判断するのはとても危険だからです。
下記サイトでも述べていますが、無理が生じた結果が鬱であり、そんな時こそ大きな決断は慎重にしていくべきなのですを
精神科で診断書を貰ったら、直属の上司に一報入れて会社を休みましょう。
診断書は郵送すればOKです。
休職の期間については就業規則との相談にもなりますが、上司には 先生にどれだけ休めばいいかを聞き、その期間を伝えるようにしましょう。
(うつ病が治る期間は程度や人によって違います。)
しっかり休んでから、復職するか退職するかを決めましょう。
休職期間に入ると、最大1年6ヶ月間の傷病手当金を貰えます ので、うつ病が寛解した後にご自身の体やキャリアの事を考えて決断をしましょう。
ちなみに私はトータルで約3ヶ月休んで寛解し、2ヶ月目で退職を決めて退職しました。
本当はもっと休んでから決めたかったのですが、就業規則との兼ね合いで短期間となりました。
就業規則は確認しておくようにしましょう。
3. 復職か退職か
復職するか退職するかは悩みところですよね。
復職する時は、周りが配慮してくれる部分があるので多少は楽になるメリットはあるものの、同期との出世レースには大きく出遅れるし気まずいというデメリットも孕みます。
退職した場合は、ご自身や家族と向き合う時間が作れるメリットはあるものの、キャリアに傷が付いた上で転職活動をしなければならないデメリットがあります。
結果、私自身は休職してから退職をしたのですが、理由としては、
1. 勤めてた業界に向いていなかったと感じた
2. 復職するのが気まずかった
3. まだ20代独身なのでやり直しが効く
という3点が挙げられたからです。
しかし、仮に私が30代以上であった場合は、向いてなさと気まずさを押し殺してでも復職していたかもしれません。
20代であっても配偶者や扶養家族がいれば、決断は簡単ではありません。
ご自身の心、家族、精神科の先生、友人などと相談しゆっくり決めていけばいいと私は思います。