発達障害グレーゾーンと精神科医に診断された私がプログラマーになった結果、
1年経たずに退職しました
転職のアフィリを得る為か知りませんが、" 発達障害(ADHD等)の人はプログラマーに向いている " という記事を見かける事があります。
その記事の筆者は発達障害の人だったりするのでしょうか。疑問です。
私は、発達障害(グレーゾーン含む)の人の中にも向き不向きがあると考えています。
今回は、プログラマーに向いている発達障害の人とそうでない人 というテーマでお話しします。
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そもそも興味があるか
プログラマーになると、プログラミング言語や情報処理系統の勉強を毎日する必要があります。
その為、そもそも興味がなければ続かない のが現実です。
発達障害(グレーゾーン含む)の人は、興味ある分野は時間を忘れて没頭できますが、それ以外の事は全然できない事もあります。
発達障害の人皆が皆、"何かの能力を犠牲に特別な能力を得ている人" ではありません。
私の様に得意分野は特になく、全分野で能率的な働き方や覚え方ができないポンコツもいます。
その上、プログラマーとなると覚える事が多岐に渡ります。
そんな業界で発達障害の方が興味のない分野で頑張り続けられるか? というと正直疑問です。
発達障害グレーゾーンの私でも分かりやすいと感じた基本情報技術者試験の本です。オススメします。↓
コミュニケーションを取れるか
パソコンで黙々と1人で仕事をするイメージが強いかと思います。
しかし、プログラマーの仕事は意外とコミュニケーションを取る機会が多いです。
職場の人間との雑談、Zoomでミーティング、システムエンジニア(SE)とのスケジュール確認や報告…
等々、コミュニケーションを取らなければ成立しないのがプログラマーの仕事 です。
発達障害の一種のASDの様に、他者の気持ちに興味を持たない人がプログラマーになるのは難しいと思います。
プログラムを書くだけのコーダーならともかく、プログラマーはSEが書いた仕様書や先輩プログラマーが書いた設計書について質問する事が多々あります。
作りたいアプリの完成図を皆で共有しながら作る必要がある為、当然1人でも違うレイアウトを作ったりすると指摘されます。
そうなると修正に時間がかかり面倒なので、ならない為に密にコミュニケーションを取る必要があるのです。
計画を守られるか
プログラマーには納期があります。
発達障害の方は計画を立て実行するのが苦手だったりします。
予め客先への納品日までにSEが余裕を持って社内で計画を立てる為、納品日が遅れる事は滅多にありません。
しかし、社内での計画が上手く進行しない事があります。
プログラマーの仕事は思わぬエラーが頻発したり解決するのに時間を要し、当初の社内日程をオーバーする事があります。
もちろん計画は守った方がいいのですが、どうしようもない事もあります。
どんなに優秀なプログラマーやSEでも社内計画に遅れる事がありますが、何とか関係各所と連携し最後には解決します。
(ここでも密なコミュニケーションが生まれます。)
しかし、発達障害グレーゾーンの私は社内日程をオーバーしまくった為に信用を失った のです。
自分で解決できない時に周りに上手く相談できない、状況を説明できない、手が震える、悪循環で能率が落ちる、うつ病になる……等々の症状に苛まれます。
まとめ(向いてる人そうでない人)
プログラマーに向いていない人は、
プログラムに興味がない
コミュニケーション取るのが苦手
計画を守れない
傾向にあると、私自身の性格と照らし合わせて感じた結果です。
逆に、プログラマー向いている人は、
プログラムに興味がある
物覚えが早い
疑問に思った事を速攻で聞ける
計画を守れる
という人です。
逆にこれさえできれば、一生プログラマとして食っていける と思います。
実際、優秀なプログラマーの先輩方は皆できていました。
発達障害(ADHD等)の人はプログラマーに向いていない? 私は1年で辞めました。
は以上です。
発達障害やうつ病の記事は、関連記事やカテゴリから参照ください。