結論、バランス型投信は 様々な金融商品に分散投資をする投資信託 です。
という訳で、今回は バランス型投信のメリットとデメリットを解説 します。
それでは早速本題に参ります。
- バランス型の投資信託とは
- メリット① 1本で分散投資になる
- メリット② リバランスの手間が省ける
- デメリット① 大きなリターンが望めない
- デメリット② 手数料が若干高い
- デメリット③ 価格変動の理由が分かりづらい
- まとめ
バランス型の投資信託とは
バランス型の投資信託を一言で表すと？
様々な金融商品に分散投資をする投資信託です
バランス型投資信託は商品内容にもよりますが、様々な金融商品に分散投資 をします。
金融商品の例としては、
株式
債券
不動産(REIT)
が挙げられます。
上画像にもある様に、eMAXISSlim バランス(8資産均等型)であれば、国内外の8資産に均等に分散投資 します。
次項で バランス型投信のメリット・デメリット を解説します
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メリット① 1本で分散投資になる
バランス型の投信1本で、各資産に分散投資可能です
個別株100%
株式100％の投資信託
等々、一つの分野に絞った投資はハイリスクハイリターンになりがちです。
そうならない為に、株式50% 債券50% といった様な、分散投資を行う方もいらっしゃるでしょう。
ですが、分散投資の為に様々な資産を購入し管理するのは、結構面倒だったりします。
その点、バランス型の投資信託は１つ持つだけで、分散投資が可能 です。
分散投資を行う事で、1つの資産が下落しても、バランス型投信全体の数パーセントが下落しただけ といったリスク回避が可能です。
わざわざ複数の資産に投資する手間がかからない のがメリットです
債券型の投資信託に投資する必要はある？ → リスク分散したい方やセミリタイアFIREしたい方ならアリ - 副業と投資で2000万貯めてセミリタイア(FIRE)を目指す
メリット② リバランスの手間が省ける
資産の配分割合を自動調整してくれます
ご自身で投資を行った場合、資産配分が金融市場の変動によって崩れる 事があります。
そういった時に、定期的にファンドマネージャーが資産配分を調整してくれます。
ただ、配分割合を固定にしている商品もあれば、配分比率を柔軟に変更する商品もあります。
固定タイプか変動タイプかは、目論見書などで確認する事をオススメします。
リバランスとは、資産の価格変動で崩れた資産配分を、当初の割合に戻す事 です
デメリット① 大きなリターンが望めない
各資産に分散投資している為、大きなリターンは望めません
株式100%の投資信託であれば、大きなリターンが望めます。
しかし、バランス型の投信は分散投資を行う為、大きなリターンは望めません。
ただ、債券が組み込まれているバランス型投信であれば、不況時の値動きが株式100％よりは安定します。
バランス型の投信は、ミドルリスク・ミドルリターン と考えた方がいいでしょう
株式100％は怖い
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デメリット② 手数料が若干高い
投信スーパーサーチ | 投資信託 | 楽天証券より引用。
手数料が低い順にソート
バランス型は13本中8番目の高さ
eMAXISSlimシリーズの投信を例にします。
楽天証券内で購入できるeMAXISSlimシリーズ投信は13本あります。
その13本を手数料順に並べると、バランス型投信は8番目の高さ となっております。
リバランス等の手間がかかる為、他のインデックス投信より手数料が高くなる傾向にあります。
デメリット③ 価格変動の理由が分かりづらい
分散投資をするが故に、値動きの理由が分かりづらい です
日経平均株価に連動した投信なら、日経平均株価を見れば値動きが分かります。
詳しい株価の変動理由も、Yahooファイナンス等を見れば把握できます。
といった値動きの把握が、バランス型投信だと難しくなります。
eMAXIS "Neo"シリーズはオススメしません
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