結論、物価上昇や為替リスクに対応する為に、外貨建て資産をコツコツと買いましょう
という訳で今回は、外貨建て資産を持つ事で物価上昇とカバーしよう という話をする回です。
それでは本題に参ります
ドル円137円台に
ドル円が137円台付近まで迫ってきました
ペロシ下院議長の台湾訪問を受けて、8月1日に1ドル131円台まで円高が進行しました。
その後はジリジリと円安になり、8/22時点で137円台になっています。
円安になると、輸入する際により多くの円を支払う事から 物価高になりやすい です。
総務省によると、2022年は2020年よりも物価が2.6%上昇しています。
総合指数は2020年を100として102.3
前年同月比は2.6%の上昇 前月比(季節調整値)は0.4%の上昇
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf より引用
為替の予測は困難ですが、今後も円安が進めば更なる物価上昇は避けられないでしょう。
更なる物価上昇に備えて節約した方がいいでしょう
円安はいつまで続く?
ドル高円安に背景には、日米の金利差拡大による影響が大きいと考えられます。
例えばアメリカだと、景気悪化を承知の上で、物価上昇を抑える為に政策金利を上昇させています。
日本だと逆に、景気向上の為に政策金利を低く設定し続けています。
詳細は割愛しますが、この金利差によって現状、ドル高円安が進行しています。
しかし、アメリカの場合はあくまで物価上昇を抑える為に行なっている為、じきに政策金利を低下させていくと見られています。
第一生命研究所の予想では、2023年の1〜3月に利上げが打ち止め になるとしています。↓
米利上げはどうなるか(わかりやすく解説) ~Q&Aで答える~ | 熊野 英生 | 第一生命経済研究所
2023年度に利下げが実行されるとなれば、2023年以降に今年度よりは ドル安円高 になる可能性が考えられます。
ただ、為替の行方は誰にも分かりません。
円以外にも、外貨建て資産も保有すれば為替変動リスクを分散できます
ちなみに筆者は、資産の7割を外貨建て資産 で保有しています。詳細は次項で解説します。
セミリタイアFIREするなら外貨建て資産を
外貨建ての資産とは、例えば、ポンド建ての債券、ユーロ建ての株式 等、外貨と連動した商品 の事です。
また、円で購入した、外国株、外国債券、投資信託、ETF等でもOKです。
(円で購入した場合でも、海外の資産に投資すれば、外貨建ての資産を保有している事になります)
筆者の場合、資産の7割を円で購入した米国株型の投資信託で保有しています。
つまり、ドル建ての資産で保有しています。
内訳は、
iFreeレバレッジ NASDAQ100(以下 レバナス)
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(以下 楽天VTI)
で、毎月コツコツ積立投資をしています。
レバナスが10%、楽天VTIが60%程度です。
仮に日本の経済がダメでも、両商品の投資先であるアメリカの経済が良ければ、含み益がどんどん膨らみます。
また、その利益は 投資した時より円安になればなる程増えていきます。
購入時
1ドル = 100円
解約時
1ドル = 110円
であれば、解約時により多くの円を受け取れる訳です。
米国株や米国ETFを保有している方は、配当をドルで貰える為、円安下で円に両替すると より多くの円が貰えてお得 です。
つまり、外貨建ての商品を持つ事で物価上昇分をカバーできる という訳です
また、円高の時であれば、外貨や外貨建ての商品を安く買えるメリットがあります。
少額であっても、外貨建ての資産に分散投資を始めることをオススメします
レバナスとは
sub.shunminmin.work
楽天VTIとは
sub.shunminmin.work
まとめ
外貨建ての資産を持てば、物価上昇分をカバーできる
という結論に至りました。
円で給料を貰い、そのまま貯金だけしている人は 円100%の一点張り です。
その場合、日本経済がダメになった上で円安が進行すると、給料も減り物価も上がる という最悪な状況に直面します。
一極集中はリスクが高すぎるので、外貨建ての資産を持つ事を検討してみてはいかがでしょうか。
ドル円137円台に!物価上昇が止まらない! → 外貨建て資産をコツコツと買いましょう
は以上です
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